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2013年4月14日 (日)

4月なのになぜ皐月賞なのか?

皐月賞はその名の通り、以前は5月のレースだったが、いまではそうでなく4月のレースだ。これは前のエントリで分析した通り、桜花賞の施行を桜の季節に合わせたことの副作用だと推測される。

理由はともかくとして、日本のクラシックの開幕は北半球では飛び抜けて早くなっている。各国のクラシック開幕は5月初旬に固定されているが、意味もなくそうなっているわけではない。藤沢和雄調教師がダービーへのステップとして皐月賞ではなく青葉賞を重用するのも意味がある。

今回の皐月賞に関して、予想は競馬王×netkeiba.comコラボによる馬券サバイバーで公開しているので、詳しくはそちらを見てほしいが、予想のツボは「この時期、普通に待っているだけでは仕上がらない」ということ。皐月賞には促成栽培的なレシピがあって、具体的にはノーザンファームでありサンデーサイレンス、ということ。去年のゴールドシップもノーザンファームしがらきを利用していた。

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2013年4月 7日 (日)

すべては桜のおかげ

 東京の桜はすっかり葉桜だが、阪神競馬場は今週がちょうど満開となりそうだ。3歳牝馬の最初のクラシック競走に桜花賞という美しい名前が与えられたのは、1947年のこと。最初の「桜花賞」は日本国憲法施行の翌日、5月4日に行われた。日本のクラシック競走はイギリス競馬に範をとっており、当初の施行時期もイギリスのクラシック第一弾・ギニー競走に合わせたものだった。

 しかし5月に桜花賞というのはいかにもおかしい(北海道ならばともかく)。桜花賞という名前に引きずられる形で施行日は徐々に早まっていって、60年代には4月初旬に定着した。その結果、日本のクラシック第一弾は欧米より一足早いタイミングで開幕することになった。桜花賞という名付けがなかったら、おそらく日本のクラシックは現在よりワンテンポ遅く行われていたはずだ。

 冬と春の境目という難しい時期に早められたことが、桜花賞・皐月賞の難解さに一役買っていることは間違いない。つまり、あなたや私がこんなに悩んでいるのは、すべては桜のせいなのだ。馬券が外れた人は「お前のせいだぞ!」と仁川の桜に毒づく権利がある。

■阪神11R 第73回桜花賞

 チューリップ賞圧勝のクロフネサプライズの相手を探すレース。鞍上の武豊騎手はペース判断が達者だし、先行してバテない脚があるから総合点は高いが、切れる脚に欠けるのではないか、というのが予想されている難点だ。

 逆転候補に擬せられているのはレッドオーヴァルとトーセンソレイユ、サンデーサイレンス系の良血馬二頭だが、両馬とも線の細さがあってパワーが要求される阪神での好走には疑問が残る。人気しているから取捨はオッズとの兼ね合いでの判断になる。

 坂の阪神ということで採り上げるべきはメイショウマンボだ。京都の紅梅Sではレッドオーヴァルに並ぶ間もなく交わされたが、前走フィリーズレビューの完勝が示すとおり、阪神ならば違う目を期待できる。もう一頭、サンブルエミューズも中山マイルで大外一気に突き抜けた芙蓉Sが圧巻の内容で、阪神向きのパワーを秘めている。その後伸び悩んでいるのは精神的な脆さのせいで、能力的には依然として上位と見る。試行錯誤の末に選ぶ岩田騎手の戦術に期待したい。ジーニマジックはスタートセンスが抜群で相手なりに走るから、スローペースなら前残りが考えられる。

◎ 13.クロフネサプライズ
○ 18.メイショウマンボ
▲ 4.サンブルエミューズ
注 16.ジーニマジック
△ 14.レッドオーヴァル
△ 12.トーセンソレイユ

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