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2013年9月12日 (木)

オーバルスプリント

●オーバルスプリント(浦和1400m)

 夏と秋の狭間に新設された短距離のダート交流重賞で、創設3年目にして今年からJPN3のグレードがついた。過去2年はともに空き巣っぽいメンバー構成になり、勝ち馬はダイショウジェットとアースサウンド。いずれも当レースが最初にして唯一の重賞制覇になっている(現在のところ)。

 今年は、去年のJBCスプリント勝ち馬・タイセイレジェンドが出走してきた。G1馬だから59キロを背負う。前走のクラスターCでも同じ斤量でラブミーチャンの0.1秒差2着に粘っているから、あと一歩とも言えるが、スタートダッシュが鈍くてドスライスにハナを譲ったし、ノーザンリバーやスノードラゴンとの2着争いは接戦だった。浦和1400mは1コーナーまで300mほどしかなく、首尾よくハナを奪えるかどうか。7番枠を引いたが、内側に速い馬が何頭かいる。1コーナーまでの運びが非常に重要だ。

 最内に船橋のナイキマドリード。2010年のJBCスプリント2着馬だが、今春のさきたま杯でも3着しているように能力に衰えはない。浦和は5勝を挙げている得意コース。スピード豊富でハナにも行けるが、控えても競馬できる。問題は、今回が2ヶ月半ぶりの一戦になるところ。「休み明けからいきなり」という仕上げは地方競馬では一般的でない。ただし、攻め量自体は申し分ない。

 ガンジスはタイセイレジェンドと同じ矢作厩舎で、タイセイのハナを叩くことはないだろう。とは言ってもスタートの上手な馬だから、前々での競馬にはなると思う。前走のサマーチャンピオンの敗因は両後を落鉄していたこと。両後裸足で走ってエーシンウェズンと1馬身差2着の競馬をした馬が、今回は斤量を1キロもらった。前走の着順は入れ替わる可能性が高い。

 大井のセイントメモリーはここに来て怒濤の4連勝。重賞も2連勝で、いよいよ交流競走初挑戦となった。もちろん、地方所属馬の初交流はなかなか通用しない。「交流のスピードに慣れてから」というのが通例だ。しかし、本馬は1200でも先行できるようにスピード自体は足りている。いい場所で回ってこられる可能性は低くないと思う。浦和は初めてだが向いているはず。

 ダイショウジェットの54キロは有利だし、上がりが掛かることの多い浦和も得意だが、10歳を迎えてさすがにズブくなっている。エーシンウェズンはスタートが悪いが、前走はあまりにも遅い流れになったので捲りが決まった。今回はそこまで遅くはならないはずで、普通に「差してどこまで」という競馬でガンジスの前に行けるかというと、展開の助けが必要だ。

◎ 5.ガンジス
○ 1.ナイキマドリード
▲ 7.タイセイレジェンド
☆ 5.セイントメモリー
△ 9.ダイショウジェット
△ 11.エーシンウェズン

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