2009年9月 3日 (木)

世襲は良血

 なんでも政権交代だそうだ。麻生さんから鳩山さんに替わるらしい。いままでタキオンつけていたのをマンカフェに替えるみたいなものか? 馬鹿なのでよくわかりません。

 小泉、安倍、福田、麻生、鳩山と、ほぼ毎年首相は替わるが、みんな世襲議員。オバマに擬えて「チェンジ」とか言うのは、なんか違うような気がする。

 もちろん、世襲でも有能な人物はいる。でも、良血馬だからといって走るとは限らない。

 まず自らの派閥を立ち上げ人数を集めて自民党のトップになり、それが首相の座に繋がる。かつて日本の首相はこのようにして生まれていた。その勝ち抜いていく課程が歴代の首相に権威と説得力を与えていたように思う。

 いまはどうかというと、二代目三代目の議員がたいした実績もないままポンと派閥を受け継いで、「選挙に勝てそう」という理由で順番に総裁に選ばれていく。そうして与えられたトップの座だから、執着もなくすぐに投げ出すし、そもそも権威の根拠があやふやだから党内の掌握ができない。党内の掌握もできてない人に国の舵取りを任すのか? 躊躇する人が多くて当然だ。

 鳩山さんの場合違うのは、「民主党の創業オーナーである」という一点。その一点で、少なくとも権力に正当性はある。首相の器かどうかはわからないけど、ここ数年党首の器でもない人が首相を務めていたのだから、しかたがない。

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2007年9月25日 (火)

福田首相

わが横手家は福田家と浅からぬ縁があって、我が家では福田赳夫氏存命当時から「ウチは中曽根さんではなく、福田さん」ということに決まっている。まあ、元来中曽根さんって地元ではあまり人気ないんだけど。

そういう事情もあって、福田康夫さんという政治家に、僕は好意を抱いている。筋金入りのハト派であるという点が大きいが、なにより官房長官時代のニヒルな物言いに心を惹かれていた。おそらく、政治家としての野心が薄かったから、ああいうスタンスが可能だったのでしょうね。

好意を持てる人物が首相になった。これはまあ、喜ばしいことだ。森さん、小泉さん、安倍さんと、タカが3人続いたあとのハトだから、それだけでもホッとできる出来事ではある。

しかし、好きな人物ではあるが「この人、首相としてどうなんだろう?」という思いもまたある。年齢だけはいっているけど、政治家としてのキャリアは、じつは安倍さんと大差ないんだよね。閣僚経験は官房長官だけ。党三役の経験もなし。

バランス感覚には優れているけど、首相にはビジョンを示すことが求められる。首相候補としてマスコミに再登場してからの福田さんは、安全な言い回しに終始していて、かつての魅力が失われているように感じる。

国民的な人気もそれほどでもない中で、指導力や自身のカラーを発揮していけるのか? 福田ファンの僕としては、康夫さんが「大化け」することを願っているけれど、自民党のシステムがまた「試練を経ていない首相」を産み出してしまったのは事実だと思う。

まあ、調整型の福田さんならば、前任者のように孤立することはないだろうけど、党長老や官僚の操り人形になってしまう危険性は否定できない。前途は厳しいぞ。頑張れ! 福田さん。

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