2013年8月 9日 (金)

クラシックチャートはじめました

 前エントリの続き。軽く引き受けた仕事とは…、という引きでした。

 クラシックチャート。競馬王9月号ではこんな感じです。

Classic_chart_2

 イラストに描かれた3人のオッサンが、クラシックをめざす若馬たちを10点満点で採点します。ちなみに私のイラストは、短髪になった最新バージョンに更新されています。ジャッジ3人というのはボクシング風ですね。今回は5頭を採り上げました。一番の高得点は30点満点で24点でした。なお、点数は0.5点刻みです。

 で、三人のうち(ヒマな)私に関しては、ページで採り上げる有名どころ5頭とは別に「勝ち上がり全馬」について評価点を出してくれないか、という依頼を受けました。ちょうどこの世代はブログ上で勝ち上がり全馬について「なにか書く」という作業を始めたところだったので、ちょうどいいや(ヒマだし)。やりましょう。

 今回のクラシックチャートはパイロット版で、新コーナーというわけではないのですが、次号以降も継続される含みはあります。今月はスタートから7月半ばまでの6週分・61頭が評価対象でしたが、秋・冬には新馬・未勝利戦のレース数は2ヶ月間で200を超えます。新馬戦が終わる時期まで全部合計すると、昨シーズンの場合は657ありました。650頭分の通信簿。学校の担任でもせいぜい40人とかです。

 ブログ上で展開していた勝ち上がりレビューは、馬券で役立つフックを見つけることがおもな目的で、「独断と偏見」を旨としていました。もちろん、競馬王誌上に出す「勝ち上がり全頭診断」も私の主観には違いありません。でもね、650回もストライク・ボールの判定をするわけです。好き嫌いを排除してシステマティックに進めないと、ストライクゾーンがぶれまくって早晩破綻することは目に見えています。よく皆さん「ジャンパイア」とか「虎パイア」とか「マリパイア」とか言いますが、野球の主審になると1試合300球とか判定するなかで、そんな恣意的な匙加減、絶対に無理だと思いました。

 ということで、全頭診断始めました。関係なさっている馬について低い点が入っている場合も当然あるので「コンチクショー」と思う方もいるでしょうが、あえて言い訳もせず頭も下げず、淡々とやっていきます。けなされることがあってもほめられることのない仕事です。

 また、ブログの勝ち上がりレビューも形式を一変させます。すでにブログで書いた分についても全頭評価の見直しを行ったので、けなした馬があんがい良い点だった、というケースもありました。そこらへんもボチボチ追っかけながらフォローしていきます。

 これは競馬王誌上にも書いたことですが、あくまでもダービールールのPOGにピントを合わせた評価なので、短距離やダートに適性があると判断した馬については、評点の上限を低く設定してあり、点数の出方が辛くなっています。

 評価の基準についてひとつ目安を示すと、たとえば今春のクラシック+NHKマイルCに出走した馬は全部で70頭。私の評価点もこれに沿って、具体的には「7~10」の4段階で72頭になるように調整しています。7点以上は全体の11%。「7」をつけた馬はすべて「エリート」と考えています。

 また、「0.5」で刻むと煩雑になるので、できるだけ整数にするつもりでしたが、完成した誌面を見たら、小数点以下を使うのを前提としたレイアウトになっているじゃないですか。整数ばかりだと見た目が軽くマヌケなので、次号以降は積極的に0.5を出していきます。その場合0.5は「引き算」ではなく「足し算」と思ってください。ちなみに今号でつけた0.5はただ一頭。マイネグレヴィルが7.5でした。

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競馬王9月号

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 競馬王9月号が発売になりました。白夜書房から出る競馬王としては、今号が最後になります。読者の人にとってはなにが変わるわけではありませんが、次号からは新会社『ガイドワークス』による編集・発売になります。新会社には編集者はそっくり移籍しますし、デザイナー、カメラマンもこれまでと変わりありません。もちろんライターも。たぶん…。

 今号では『2.5倍ルールのなにが問題なのか?』という副題で、今春からのJRAの在籍頭数制限の新ルールについて、当事者でもある矢作芳人調教師に語っていただきました。

 角居教教師が自身のブログで来年の1歳馬を預託しないことを発表して波紋を呼びましたが、具体的にはどのような影響があるのでしょうか。JRA切っての知性派調教師・矢作師が説明してくれています。取材と構成は横手の担当なので、わかりづらかったら私の責任です。矢作師と角居師がセレクトセールの会場で交わしたナイショ話も収録させてもらいました。ちなみに今号では、サンスポの柴田章利さんも自身の連載でこの問題について扱っています。

 それから、今号では新しい2歳馬企画がスタート。その名も『クラシックチャート』。ファミ通のクロスレビュー風に2歳の勝ち上がり馬を3人の評者が採点するコーナーです。ラップの上田琢巳さん、血統の栗山求さんと一緒に並んでいるのが、私ことジャッジ横手。軽い気持ちで引き受けた仕事でしたが、じつは嵐の前触れだった。…という話は、エントリをあらためて、昼にでもまた。

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2013年6月22日 (土)

勝ち切るための馬券心理学

 私は自己啓発本が好きで、齋藤孝さんの著書なんかは4、5冊持っている。自己啓発本とは、ダメな自分を再発見して「これじゃいかん。これを読んで頑張ろう!」と自分にハッパをかけるための道具である。だから、自分に自信を持っている人は自己啓発本なんか買わないし、ましてや類書を何冊も買うなんて愚の骨頂と嘲笑われそうだ。でも「すべての馬券本は自己啓発本である」という名言もあることだし、競馬マスコミ業界にいる人間としてはこのジャンルから目を離すわけにはいかない。

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 ということで、伊丹治生さんの新著『勝ち切るための馬券心理学』の紹介である。ちなみに新刊は左で、右側の付箋がペタペタ貼り付けられているのは、3年前に出版された伊丹氏の前著『勝てる思考の馬券術』である。私はいつも「ここ大事だ! あとでまた読もう」と思ったところに付箋を貼るのだが、付箋を貼ったことに安心してしまって、もう二度と開かないであっさり忘れてしまう。これを心理学の用語で「付箋ブラインド効果」という。嘘です。いま考えました。

 副題は「なぜ、日曜最終の大勝負を止められないのか」。本書のなかには他にも「遠くの競馬場まで遠征するとつい財布の紐がゆるんでしまう」「締め切り間際に予想をしていい加減な馬券を買ってしまう」などの章があり、競馬ファンの心をチクチクと刺激する。ああ、いつもの俺じゃないか。これじゃいかん。これを読んで頑張ろう!

 簡単に言えば、本書は馬券版「心を整える」ための本である。ちなみに、新刊はアドバンスドで、より踏み込んだ内容になっている。この題材に興味を持った人にとって、間口が広いのは前著『勝てる思考の馬券術』の方だと思うので、重ねてお薦めしたい。

『勝ち切るための馬券心理学~なぜ、日曜最終の大勝負を止められないのか~』

『勝てる思考の馬券術~なぜ馬券を買わなかったときに限って狙い馬が走るのか~』

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2013年6月 8日 (土)

競馬王7月号

 来週から函館競馬。長い長い3ヶ月ロングランのスタートです。かつてなかった試練に函館の芝コースはどうなってしまうのか?

 昨日発売の競馬王7月号では「どうなる!?函館12週連続開催」と題して、コースの鬼こと城崎哲氏が6ページに渡って徹底解析しています。たとえば、4年前の札幌12週連続開催はどうだったか。あるいは一昨年の函館8週間はどうだったか。城崎氏は、上位に入線した馬が通った場所を目視で集計してコースバイアスを測定、そこからの演繹で今夏の函館を予測しています。なんという労作! 読み応え充分です。馬場読みはサイエンスであり、陰謀論もオカルトも必要ありません。とても勉強になります。

 他では、グラサン師匠のマンガが先日行われた公開ドラフトのレポートだし、人気馬のクロスレビューもあったりと、POG関連の特集が充実しています。すでにドラフトが終わったグループも多いと思いますが、まだの人はぜひお手にとってご覧ください。ちなみにマンガには私も出ています。当日は千葉セリ帰りで、目が疲れていたのでコンタクトを外して眼鏡をかけての出演でしたが、マンガでは眼鏡をかけていない! べつに師匠が手を抜いたのではなく、マンガ上のキャラがブレるからです。

「一口馬主、駆け込み出資で当たりを引く!」という企画では、いまから買える各クラブの2歳馬を紹介。POGの検討で2歳馬の勉強を積み重ねたあなた! さめやらぬ熱意をそっくり一口に注いではいかが? ちなみに私も1ページもらって原稿を書きました。シルクホースクラブの本拠地・福島県天栄村についてのお話です。

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2011年11月 8日 (火)

大穴の騎手心理

 先月末に出た谷中公一さんの新著『大穴の騎手心理』(競馬王新書)。競馬王で好評連載中の谷中さんの騎手インタビューに、新章として蛯名騎手に登場してもらって、さらに加筆もガッツリ、という本だ。

 今週末はエリザベス女王杯だって? この本には、一昨年のエリ女をクィーンスプマンテで逃げ切って大穴を出した田中博康騎手も登場している。

谷中「普通、逃げたときってあれこれ考えちゃって難しいんだよね」。
田中「馬群に入っちゃったら流れに乗っていくしかないですからね。そういう意味では、逃げって不安になりますね。でも、あのときは不思議にならなかったんです」。
谷中「それだけ馬の感触が良かったんだよね」。

 そうか、「逃げる」って不安なんだ。そんな騎手たちの感覚、本音を引き出せるのも、聞き手が元騎手の谷中さんだからこそ。ファン側の言葉を騎手たちの言葉へと、谷中さんが通訳してくれる感じだ。

 私も何度か騎手の方にインタビューしたことがあるが、上っ面をなぞるだけでまったくかみ合わないインタビューだったなあ、どれもこれも。レースというのは外から見ているだけの人間にはなかなか想像が及ばない世界だ。最大18組の人馬が押し合いへし合いするのだから、基本的には思うに任せないものがある。

 それでも、ファンは言わずにはいられない。位置取りがどうこう、仕掛けのタイミングがどうこう、追えるだの追えないだの。基本的には門外漢のトンチンカンな意見ではあるが、でも結果的にそれが正しかったりする場合もままあって、侮れない。われわれも伊達にお金を賭けているわけではないのだ。

 「谷中さん」というフィルターを通して、ファン的・馬券的な質問を騎手にぶつけてできたのがこの本だ。こういう本はかつてなかった。ファン的な視点と、騎手の視点と。二つの視点を行き来しながらレースを見られるようになったら最強だろう。レースがわかる。馬券も当たる。そんな夢が現実になるかもしれない。

 まあ難しいことは抜きにしても、楽しく読んで騎手たちが身近に感じられるようになることは間違いない。登場する騎手は、蛯名、川田、田辺、石橋脩、和田、松岡、大野、古川、丸田、酒井、木幡、武士沢、田中博康、大庭(敬称略)。彼らがいかにリラックスして語っているかは、巻頭のカラー口絵を見ればわかる。

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2011年7月10日 (日)

坂がある、坂がない

□中山11R 第47回七夕賞

 今年の七夕賞は中山で行われる。ひとつ前の中山での七夕賞は1996年。そのときはサクラエイコウオーが逃げ切ったが、鞍上は若手ジョッキー・西田雄一郎。西田騎手も私も若かった。サクラエイコウオーはナリタブライアン世代の弥生賞馬で、皐月賞とダービーでは3番人気に推された馬だった。弥生賞も逃げ切り勝ち。

 七夕賞は紛れるレースだが、強い逃げ馬が出てきたら信頼できる。今年は皐月賞馬キャプテントゥーレが出走してきた。金鯱賞2着からというステップで58.5キロはあきらかにおまけされた斤量だ。今回ハナを切るかどうかはわからないが、スピードが一枚上なので4コーナーをいい態勢で回ってくることは目に見えている。坂のある中山で行われることも、軽量馬の一発大駆けを防ぐ意味でこの馬に味方するだろう。他の先行馬はこの馬を負かしに動かないといけないから難しい競馬になる。ひとつ後ろから差してくるタッチミーノット、イタリアンレッドが本線の狙い。

◎ 9.キャプテントゥーレ
○ 10.タッチミーノット
▲ 15.イタリアンレッド
注 13.シャドウゲイト
△ 16.コスモファントム
△ 4.サンライズベガ

□京都11R 第16回プロキオンS

 一方、今年のプロキオンSは京都開催だから、こちらは坂がない。例年以上のスピード勝負になる。ケイアイガーベラのスピードを愛でるレースだろう。早いケイアイガーベラが前で圧を掛ける形で隊列が長くなれば、アーリーロブストの渋太さが活きる。これは昨年のギャラクシーS(3着)と同様のパターンで、相手の一番手にはこの馬を拾う。

◎ 2.ケイアイガーベラ
○ 7.アーリーロブスト
▲ 13.ダノンカモン
注 4.ワールドワイド
△ 11.ナムラタイタン
△ 1.エノク

□函館11R 巴賞

 ここはエプソムCからの転戦になるミッキーパンプキンが狙い。メンバーが揃っていたパドックで妙によく見せたのがこの馬だった。レースでも早め先頭から見せ場充分の5着で、あきらかに調子はいい。昨年函館芝1800の漁火Sではトーセンジョーダンの2着していて、この条件はおそらく合っている。55キロなら頭から狙っていい。

◎ 3.ミッキーパンプキン
○ 6.ブリッツェン
▲ 5.メイショウクオリア
注 4.マイネルエルフ

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2010年6月 8日 (火)

競馬王7月号はドラフト三昧

 毎年恒例の「ドラフト50頭ファイナルジャッジ」というコーナーで、今年のPOGで人気になるであろう2歳馬50頭について評価をさせてもらっています、だいそれたことにも! 他の評者と比べて、私の評価は無印が多いのですが、印の基準が他の方とすりあわされていないのが原因です。「こんな馬たいしたことねーよ」と思って軽い印を打っているわけではなく、相対評価で泣く泣く印を下げただけですので、誤解のないようお願いいたします。

 これまた恒例で、同じページの下段に伊吹雅也さんの解説がついているのですが、今年は私との対談形式にさせていただきました。今年のドラフトの「空気」がテーマで、言ってみれば「濃い雑談」みたいな感じですが、これがかなり的を射た内容になっています。これを読んでからドラフトに臨めば、人気の動向に戸惑うことも少なくなると思います。ドラフトがまだの人は、ぜひご一読ください。

 馬の情報よりも、たしかな戦術を!

 同じ趣旨では、巻頭で伊丹治生さんがドラフトにおける心理学について興味深い記事を書かれています。ドラフト直前、こちらも即効で役に立つネタが満載です。そしてまた、今号はグラサン師匠の『鉄板競馬』でも、先月行われた公開ドラフトの模様が描かれています。ドラフト三昧の競馬王7月号は、本日発売です。

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2009年12月31日 (木)

優駿1月号、今井壽惠さんのカレンダー

『優駿』は、美麗なグラビアに充実のライター陣、毎号DVDがついて700円。お得だ。JRAの広報誌だからこそできる価格設定で、広告もとっていない。他の競馬雑誌から仕事をもらっている身としては「民業圧迫だよう…」と泣き言を言いたくなるが、一購読者としては単純にありがたい。なんというか、民放に対するNHKみたいな存在と言えばいいのか。ライターとしても、ここで仕事をするのはステータスみたいなところがある。

 一応ライバル誌に近い人間なので、あまり宣伝をするのもどうかと思うが、今号の優駿にはDVDの他に、今井壽恵さん撮影の名馬カレンダーがおまけについている。これがとても素晴らしいものだった。今井壽惠さんは、日本における競馬カメラマンの第一人者で、今年の2月に急逝された。仕事の足跡を振り返るとそのまま日本競馬の40年史になってしまうような人物である。

 当然、カレンダーに登場する馬の顔ぶれも豪華だ。タイキシャトル、オグリキャップ、エルコンドルパサー、ナリタブライアン、ウオッカ、アグネスタキオン、トウカイテイオー、シンボリルドルフ、サイレンススズカ、メジロマックイーン、ディープインパクト、テンポイント。すごいでしょう? しかも写真がどれも美しいのである。名馬はどれも美しい。「馬は生きた芸術品のように美しいものです」と地方と中央でリーディングを獲った内田博幸騎手も言っている。

 仕事柄、競馬カレンダーはいくつも使用してきたが、僕の中ではこれが生涯ベストワンになる。発売から少し経っているが、まだ知らない人がいたらもったいないので、競馬王編集部には内緒でこっそりと紹介しておく。優駿1月号、おすすめです。美しい名馬たちと一緒に2010年を過ごしませんか? あ、それから『名勝負に学ぶ適性競馬論』もおすすめです、言うまでもなく。

 そういうわけで、これが2009年最後の更新になります。拙いブログですが、本年のご愛読に感謝いたします。

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2009年11月 7日 (土)

蘇る名勝負~2勝馬の対決

 引き続き、新書(『名勝負に学ぶ適性競馬論』)の話。

 「名勝負+種牡馬の本」というコンセプトから出発したので、名勝負の選定はリーディングサイアーランキングを見ながら行った。スペシャルとグラスは有馬でしょ、ジャンポケとクロフネはダービーで…、みたいな感じでランキングを埋めていく。

 ランキング優先で選んだので、はたしてほんとうに名勝負なのかどうか、不安になることもあったが、映像や資料を見直してみて「たしかに名勝負だ」と確認できるとホッとした。むしろ、忘れられた名勝負を発掘したときは、してやったりという気分だ。

 たとえば、フジキセキ対スキーキャプテンの朝日杯がそうだった。ウオッカ対ダイワスカーレットなんかは、みんなが知っているから期待値もハードルも高いけれど、この朝日杯はそこまで名勝負と認識されていないから紹介のしがいがあるし、みんなの記憶から薄れているころだから、けっこう気楽に書くことができた。

 1994年の朝日杯は、2戦2勝という馬が5頭出走していて、無敗馬の対決で盛り上がった。いまでは2歳戦が早期化しているので、無敗馬対決が暮れの2歳G1まで温存されることは少なくなった。日曜のファンタジーSには、ステラリード、ラナンキュラス、カレンナホホエミと、2戦2勝馬が3頭出走している。ひとつテンポが速まったが、無敗馬対決が2歳戦の華であることは昔も今も変わりない。

 ちなみにファンタジーSにフジキセキ産駒はいないが、そのかわり母父フジキセキが2頭いる。もうそういう時代なんですね。

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2009年11月 3日 (火)

一世一代の新書ができました

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 なんだ? 昨日のダルビッシュの記事はこのための前振りかよ? けっしてそうではない。たまたま、新書の完成見本が今日になって届いたのだ。

 『名勝負に学ぶ適性競馬論』。11月7日に白夜書房から絶賛発売される(予定)。A級競馬カメラマンによる迫力ある写真と、A級デザイナーによる美麗な装幀によって、新書ながらビジュアル的にもかなり頑張っている。パラパラめくればテンションが上がるような作りになっている。しかしながら著者がC級競馬ライターなので、肝心の中身に関しては多くを語るまい。

 ウオッカ対ダイワスカーレット、サクラバクシンオー対ノースフライト、フジキセキ対スキーキャプテン、タイキシャトル対マイネルラヴ、スペシャルウィーク対グラスワンダー、クロフネ対ジャングルポケット、マンハッタンカフェ対テイエムオペラオー、シンボリクリスエス対タップダンスシチー、ネオユニヴァース対ザッツザプレンティ。

 いずれ劣らぬ名勝負だ。しかし、みんなが知っているお話を書くのは、歴史小説を書くような難しさがあった。たとえば「この著者は本能寺の変をどのように描いているんだろう?」みたいな期待と予想があるなかで、オリジナルのストーリーをどうやって組み立てていくか? もちろん新資料などあるはずもない。

 なんてまあ、歴史小説なんて書いたことないんだけど。つーか、大変ですよ、歴史小説。大河ドラマも、これからは文句を言わずに見ようと思う。

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